タップス TAPS 1981

トム・クルーズがプチブレイクした映画だそうな

いままで好きになった俳優とか監督の作品をずらずらっと見てみようかなと思い立ち、

栄えある?お一方目はトム・クルーズ

なぜかというと。。。

小学生のころ、「トップガン」を見て、

バッスリはまったからです。

そこから映画ファンになっていったと言ってもいいくらい。

なので感謝をこめて?トム・クルーズをみまくっていこうと思います。

ちなみに今はそんなに好きではないです(苦笑)

 

 

作品数は多いけど、わりと見てる方だと思う。社会派ドラマ系以外は。

wikiによると、これの前に「エンドレス・ラブ」にも出てるらしい。

 見たことはあるけど、確認しようにもレンタルになかった。

ので、この映画から。 

 これはビジュアルがいまいちピンと来ずスルーしていた映画。

 

見てよかった。いい映画。

 

時代の波に押され閉鎖が決まった兵士養成学校の若者たちが、

ある事件をきっかけに、兵士として誇りと信念により行動を起こすが、

その行動は彼らと周りの人々を思わぬ方向へ追いやってゆく。

 

映画としての成り立ちが正統派。

脚本がいいんでしょうな。

キャラだちがはっきりしてるし、

ぐいぐいと引き込まれていくドラマがある。

後半、みんなそれぞれ追い詰められていく中での

複雑な心境がひりひり伝わってくる。

 

アメリカの軍事大国としての問題はたっくさんあるわけだけど、

この映画で描かれるように、

実際の戦争以前に、もう正常でない環境が整ってしまってるんだな。

正義と誇り、国のため。

 

主演のティモシー・ハットンは、

いい子キャラで、細くて、大丈夫かよ、と思わされたけど、

やっぱり大丈夫じゃなかったね。

ナイーブな感じはよく出てた。

 

ショーン・ペン。若いっ。

かわいかったなあ。

おいしい役どころ。

ひねくれてるけど一番周りが見えていて冷静。

 

で、トム・クルーズ(笑)

なんで(笑)かと言うと、映画の中では、たいてい、あぶなっかしい問題児キャラが一人は出てきますが、まさにそれ。

怪演と言ってもいいのではないでしょうか

彼は、インタビューなどで、たまにヤ〇でもやってるのではと思うほどテンションが

高いことがあるけど、ラストの修羅場の彼の演技はそんな感じで、

寒気すら覚えました。

トムの余韻がすごすぎて泣き損ねた感じ(笑)